《世界のワクワク住宅》

世界中にある楽しい住宅や、それをつくっている会社、人物を紹介するコーナーです。

世界のワクワク住宅

気分は囚人?中世の刑務所を改装したホテル<マルメゾン・オックスフォード>〜オックスフォード(イングランド)〜

日本の最果ての監獄と言われた網走刑務所では、ある受刑者が食事に出された味噌汁を鉄格子に少しずつ垂らし、その塩分で鉄を錆びさせて脱獄したという実話がある。 米ドラマ『プリズン・ブレイク』は、無実の罪で収 ...

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白銀の世界を彩る新時代の南極基地〜ハリー第6基地(南極大陸)

今回の「世界のワクワク住宅」の舞台は南極大陸。 厚い氷の層に覆われた陸地はオーストラリア大陸のおよそ2倍の面積。平均気温はマイナス50℃。1840年頃に人類に発見され、1911年にノルウェーの探検家ア ...

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月に住む夢を形に!月面住居のプロトタイプ<LUNARKとRosie>〜SAGAスペース・アーキテクツ(デンマーク)

「人は再び月に向かうだろう。今回はそこに旗を立てるためではなく、住むために。宇宙では居住空間がすべてだ。そこには自然も、移りゆく景色も、目新しいものもない。人と居住ポッド。それしかないのだ」 広大無辺 ...

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アメリカの原風景に佇む画家親子のスタジオ<N.C.ワイエスとアンドリュー・ワイエスのスタジオ>〜チャズフォード、ペンシルバニア州(アメリカ)

N.C.ワイエス(1882-1945年)と、その息子のアンドリュー・ワイエス(1917-2009年)は、親子二代でアメリカを代表する画家として知られる。ともにアメリカ東部のペンシルバニア州、チャズフォ ...

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芸術家ミロが夢見た創作と安息の場所<セルト・スタジオとソン・ボテール>〜マヨルカ島(スペイン)

スペインは中世の時代から数多くの優れた芸術家を輩出してきた国だ。そのうち近代の3大巨匠に挙げられるのが、ピカソ、ダリ、ミロ。珠玉の作品を生み出した芸術家の軌跡を後世に伝えるべく、スペイン各地にある彼ら ...

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『若草物語』誕生の家、作者オルコットが暮らした<オーチャード・ハウス>〜マサチューセッツ州(アメリカ)

「悩みが多いから、私は楽しい物語を書く」。 これは19世紀アメリカの作家、ルイザ・メイ・オルコット(1832-1888年)が遺した言葉。彼女が1868年に執筆した『若草物語』は近年新たに映画化されるな ...

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舐めたらしょっぱい?壁も天井も家具も塩でできたホテル<パラシオ・デ・サル>〜ウユニ塩原(ボリビア)

今回の「世界のワクワク住宅」の舞台は、南米ボリビアのアンデス山脈に囲まれた広大な塩の大地、ウユニ塩原。見渡す限り平坦な大地は溜まった雨水が雲や空をそのまま反転させたかのように映し出すため、「天空の鏡」 ...

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月をテーマにした壮大なリゾート開発計画<MOON>〜トロント/バンクーバー(カナダ)

月がきれいな夜には、私のインスタグラムやフェイスブックのフィードは友人たちが投稿した月の写真でいっぱいになる。中秋の名月を愛でたり、欠けた月の趣を十三夜に感じたり。それぞれの場所から同じ月を見上げ、不 ...

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愛と自由に満ちたムーミン谷の<ムーミンハウス>〜ナーンタリ(フィンランド)

「世界のワクワク住宅」のコラムでは、世界中にある一風変わった住宅やホテルなど、「人が暮らす空間」を自由に考えるためのヒントとなるようなさまざまな場所を紹介している。 久保田編集長いわく、「このコラムは ...

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情熱の青い家〜画家フリーダ・カーロが生きた<カサ・アズール>〜メキシコシティ、コヨアカン地区(メキシコ)〜

一本に繋がった眉、彩り鮮やかな花飾りをつけた三つ編みの髪型、そしてメキシコの民族衣装。インパクトのある風貌で知られるフリーダ・カーロ(1907-1954年)は、自身の病や障害、夫との波乱に満ちた関係、 ...

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遊牧民のテント式住居「ユルト」をDIYで自宅にする!<Do It Yurtself>〜オレゴン州(アメリカ)〜

山々を背に広がる大草原に丸いテントが点在している。その中では、民族衣装をまとった一家が円座して暖をとったり、食事をしたり。彼らは家畜の群れとともに寒暖差の激しい地域を移動し、このテント式の住居「ユルト ...

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カラフルなドームが彩る海沿いのコミュニティ<プレゼンス・イン・ホルムズ>〜ホルムズ島(イラン)〜

今月の「世界のワクワク住宅」の舞台は、ペルシャ湾とオマーン湾の間にあるホルムズ海峡。北はイラン、南はオマーンの飛び地に挟まれたこの小さな弓形の海峡は、中世の時代には海上貿易の要地であった。 現在は、世 ...

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開けゴマ!住宅に「秘密の扉」をあつらえる<クリエイティヴ・ホーム・エンジニアリング> インタビュー編 〜アリゾナ(アメリカ)〜

「世界のワクワク住宅」では、日本ではなかなか目にすることがない、クリエイティヴな視点から住宅を考える企業を取り上げている。 およそ3年前に私の前任の林はる芽さんが紹介したのは、アメリカ・アリゾナ州に拠 ...

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『赤毛のアン』の世界が息づく<グリーン・ゲイブルズ・ハウス>〜プリンス・エドワード島(カナダ)〜

「プリンスエドワード島は、世界じゅうでいちばんきれいなところだって、聞いてましたから、自分がそこに住んでるところをよく想像してましたけれど、まさかほんとうになるなんて、夢にも思わなかったわ。想像してい ...

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お姫様ベッドと公爵家の書斎・・・古城ホテルで中世へタイムトリップ!<アウフ・シェーンブルク>〜オーバーヴェセル(ドイツ)〜

洋の東西を問わず、歴史ある城を訪ねることは旅の醍醐味の一つ。その土地のかつての領主の拠点であった城にあるのは堅牢な城壁や、戦術を考えた建物の造り、富や権威を物語る調度品や装飾など。こうしたものに今も触 ...

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眼下にはイギリス海峡!白亜の崖に立つ灯台ホテル<ベル・トゥート>〜イーストボーン(イングランド)〜

海風に乗って円を描きながら悠々と飛び交うカモメたち。聞こえてくるのは彼らの甲高い鳴き声と、海岸に打ち寄せる波の音。風は強く、視界を遮るものは何もない。 ここはロンドンの南方、イギリス海峡を臨むビーチー ...

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家が丸ごとスケートパークに! スケートボードの未来を考える<PASハウス>〜パリからボルドーへ(フランス)〜

皆さんにとってスケートボードは馴染みのあるスポーツだろうか? 私は1980年代の東京で小学校時代を送ったが、当時、クラスの男子たちはスケートボードに夢中だった。渋谷の児童会館にはバンク(ジャンプ台)と ...

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100年前の新聞紙でつくられた<ペーパー・ハウス>〜ロックポート(アメリカ)〜

童話『三びきのこぶた』では、怠け者と面倒くさがり屋の2匹の仔豚がそれぞれ藁と木で家を建てるが、狼に吹き飛ばされたあげく仔豚たちは食べられてしまう。3匹目の勤勉な仔豚が作ったレンガの家は狼の襲来にびくと ...

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創作意欲を刺激する農村滞在<アーティスト・イン・レジデンス、ヴィラ・レナ>〜トスカーナ(イタリア)〜

想像してほしい。 ここはイタリア・トスカーナの丘陵地帯。500ヘクタールもの広大な敷地にはオリーブやぶどう畑が広がり、その中心には19世紀に建てられた瀟洒な赤壁のヴィラ(邸宅)が鎮座している。 Pho ...

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組み合わせ自由自在!軽量でカラフルな建築部材<エバー・ブロック>〜ニューヨーク(アメリカ)〜

住宅は連続する空間を仕切ることで初めて形になるもの。壁を建てることで初めて生まれる、あちらとこちら。仕切りを柔軟に扱うことができればそれだけ空間は自由に変容し、使い道が広がる。今月は、こうした仕切りの ...

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