林 はる芽

アバター

フリーランスの翻訳家・エディター 日本語・フランス語・英語、時々スペイン語・ドイツ語を翻訳。 最近のおもな訳書にフレデリック・マルテルの3著『超大国アメリカの文化力』(共監訳)(岩波書店2009)『メインストリーム』(同2012)『現地レポート 世界LGBT事情』(同2016)、Kenjiro Tamogami, et.al. Fragments & Whol (Editions L’Improviste 2013) [田母神顯二郎他『記憶と実存』(明治大学 2009)]など。

世界のワクワク住宅

飛行機、巡視船、鉄道車両・・・ “引退”した乗り物をリノベーションしたホテル 〜 ワイトモ(ニュージーランド)〜

©Woodlyn Park, New Zealand 今回ご紹介するホテルでは、客室が各種乗り物の中にある。乗り物好きならば、ワイトモに用はなくともここウッドリンパークに泊まりたくなるのではないか。と ...

世界のワクワク住宅

仕切りパネルや壁を移動させ、住みながらリノベーションできる部屋〜 香港 〜

香港のゲイリー・チャンの家は広さ32㎡のワンルーム。国際的に著名な建築家にしてはずいぶん質素な住まいに聞こえるが、ほぼ40年間、彼はこの同じ部屋で暮らしている。最初は両親と3人の妹が同居していただけで ...

世界のワクワク住宅

ネットハウス=屋根や外壁がネットでできている家 〜アーメダバード(インド)〜

©Matharoo Associates 星空の下で眠りにつく喜びを熱く語るキャンピング愛好家は少なくない。屋外で一夜を過ごすかどうかはさておき、自然の中に飛び込み、その空気や香りを体感することはアウ ...

世界のワクワク住宅

土の中のホビットハウスPartⅢ DIYでホビットハウスをつくった人 〜ベッドフォード(イングランド)〜

映画『ロード・オブ・ザ・リング』のフロド・バギンズが今にも出てきそうな、この愛らしいホビットハウスを自力で、つまりDIYでつくったのはアシュリー・イェイツ(通称アッシュ)。場所はロンドン中心部から西に ...

世界のワクワク住宅

土の中のホビットハウス Part II  ホビットハウスをつくる会社 〜フロリダ州キー・ビスケイン(アメリカ)〜

映画『ロード・オブ・ザ・リング』が撮影されたニュージーランドのロケ地では、数多くのホビットハウスが一般公開されているが、どの家も内部には土があるだけで、住居に仕上がってはいない(前回の記事参照)。そこ ...

世界のワクワク住宅

土の中のホビットハウス Part I  映画『ロード・オブ・ザ・リング』に登場したホビット族の家 〜ワイカト地方マタマタ(ニュージーランド)〜

今回は「土の中のベッドルーム」続編として、ホビットハウスをご紹介する。ホビット? そう、ホビットとはJ・R・R・トールキン原作の『指輪物語』や『ホビットの冒険』に登場する空想上の種族のこと。この一大フ ...

世界のワクワク住宅

土の中のベッドルーム 〜テキサス州サルファ・スプリングス(アメリカ)〜

海の中のベッドルームを体験したなら、今度は陸に上がって土の中の部屋で眠ってみてはいかがだろうか。地下室を寝室にするということ? いやいや、それでは物足りないし、ワクワクしない。寝室がそのまますっぽり地 ...

世界のワクワク住宅

海の中のベッドルーム 〜ペンバ島(タンザニア)〜

1870年にフランスのジュール・ヴェルヌが発表した冒険小説『海底二万里』は今なお世界中の子どもや大人に読み継がれている一冊で、日本でも多数の翻訳が出ている。この小説の根強い人気は、潜水艦そのものという ...

世界のワクワク住宅

シャボン玉ハウスをつくる会社 〜ナンテール(フランス)〜

©BubbleTree, www.bubbletree.fr, Pierre-Stéphane Dumas 写真を見て、「あれ? 前回の物件と似ている」と思う読者もいるだろう。たしかに、「オーロラを快 ...

世界のワクワク住宅

オーロラを快適に体験できる部屋 〜カクシラウッタネン(フィンランド)〜

©Valtteri Hirvonen オーロラは南北両極地方の上空に生じる、世界で最も美しい自然現象のひとつ。冬の深夜が観察に最適なのだが、発生の予測は難しく、極寒の地で防寒具に身を包み、夜更けに空を ...

世界のワクワク住宅

秘密の扉をつくる会社 ~アリゾナ州ギルバート(アメリカ)~

「秘密の扉」と聞いて何を連想するだろうか。スパイ映画やファンタジー? たしかに007や「ハリー・ポッター」シリーズ、『不思議の国のアリス』では、秘密の扉・部屋が重要な仕掛けだ。『ドラえもん』には「どこ ...

世界のワクワク住宅

アスレチックネット住宅 子どもたちのライフスタイルに合わせたインテリア 〜モスクワ(ロシア)〜

モスクワに拠点を置く建築家集団リュータンプル(Ruetemple)が施主に依頼されたのは、学校に通う姉弟が共同で使う部屋の設計・デザイン。空間を勉強と遊びのスペースに分けたいとの要望もあった。 そのた ...

世界のワクワク住宅

古いバス車両を快適住宅にリノベーションした2人の女性〜イーヴン・イェヒューダ(イスラエル)〜

路線バスをお洒落で機能的な家に————そんな改造を行ったのは二人のイスラエル人女性、心理療法士のタリと水質管理技師のハギット。人生観や美意識を共有する二人は息子たちの通う学校で知り合うや、すぐに意気投 ...

© 2024 ワクワク賃貸®︎