ルームシェア専用物件を東京メトロ有楽町線・副都心線「小竹向原」駅に新築中

ルームシェアしやすい部屋をつくりたい

子どもの頃から大好きな友だちと一緒に暮らすことに憧れ続けています。
たとえばドラマでも好きな作品は友人同士が一緒に暮らしているシチュエーションのものが多く、間取りを見て「ああ、これは一緒に暮らしやすそう」などとこまかくチェックしています。
自分がそうだから、「友だちとルームシェアして暮らしたい」と思っている人には強く共感でき、不動産業を営むようになってからは「ルームシェア歓迎物件」を多くつくってきました。
しかし、それらは既存のお部屋を「ルームシェア歓迎物件」にコンバージョンしたもので、一度は「ルームシェア専用物件」を新築してみたいと思い続けていました。
このたびその念願が叶い、私の提案を聞き入れてくださるオーナーさんが現れ、今秋（2024年9月）「ルームシェア専用物件」が完成する運びとなりました。
場所は東京メトロ有楽町線・副都心線「小竹向原」駅から徒歩9分という好立地です。
今回は概容を紹介しますので、ルームシェアに関心のある方はご友人（ご兄弟、カップルでも構いません）と一緒に読んでいただければと思います。

※これまで「ワクワク賃貸」でもルームシェア歓迎物件を紹介してきましたので、ご参照ください。

「ルームシェア専用物件」とするための大切な要素

はじめに、私が「ルームシェア専用物件」の間取りや設備で必要だと思っている要素をご紹介します。

必須要素に掲げたもののうち、❶については多くの方が納得くださると思いますが、❷については、既存の賃貸住宅だと全室に収納があるとは限らないので、新築であるなら必須としたい項目です。
❸のバルコニーは、洗濯物を干すときに、どちらかの部屋を通らなければいけないつくりだと、どちらにとってもストレスになるので、それぞれの個室から出入りできるよう設計したいものです。

こちらは今回企画した「ルームシェア専用物件」の間取図ですが、必須要素は全て満たしています。
収納スペースを個室と個室の間に設けたのがミソで、壁一枚で隔てているより断然防音効果が高く、お互いのプライバシーを守りやすいと思います。
構造は鉄筋コンクリート造で、さらに1フロアに1室だけとしたので、騒音の問題はかなり軽減することができるはず。
トイレの位置は、男女でルームシェアする可能性もあるので、トイレに出入りするところを見られないほうが望ましいと考えました。現状、扉は設けていませんが、カーテンを掛けられるようにしているので、必要に応じてご対応いただければと思います。
設備面では大きめのキッチン（幅は1,800mm）、浴室の追焚き機能と、「理想要素」に掲げた項目をしっかり満たしています。

通勤・通学しやすい立地

ルームシェアをする場合、立地の良さも重要な要素のひとつです。
シェアメイトのどちらにとっても通勤しやすいことが長続きの秘訣だと思っていて、その点ではターミナル駅ですと理想的です。
今回の物件は東京メトロ有楽町線・副都心線の「小竹向原」駅が利用駅となります（歩いて9分です）。
「小竹向原」駅は池袋、有楽町などに出るのに便利でしたが、副都心線が開通してからは渋谷、新宿三丁目などにも出やすくなり、知る人ぞ知る人気駅です。
買い物もオーケーストアやコンビニなどが駅への道中にあり、まずまず便利。
10分ほど歩くと城北中央公園という大きな公園があるほか、小さな公園がいくつもあって、自然環境にも恵まれていて、とても暮らしやすい街だと思います。

「完成待ち」受付中

今回の「ルームシェア専用物件」のお家賃は、まだ正式決定していませんが、14～15万円程度になる見込みです。
2人でシェアしたら70,000円～75,000円ずつという計算で、築古のワンルームマンションでも8万円前後はするエリアですから、かなりリーズナブルではないかと思っています。
9月下旬に完成したのち、「ワクワク賃貸物件集」で紹介記事を掲載する予定ですが、2階と3階にそれぞれ1室ずつしかないので、掲載時にはすでに満室となっていることが予想されます。
そこで、「ワクワク賃貸」の読者さんには優先的に内見いただこうと思っています。
ご希望の方は「空き待ち登録」ページの物件コードに「ルームシェア」と記入し、メッセージ欄に「小竹向原のルームシェア専用物件内見希望」と書いて送ってください。
ご内見いただける段階まで工事が進んだら、すぐに連絡し、日程調整をさせていただきます。
まだ時間がありますから、これからシェアメイトを探し始めても十分間に合うと思います。
ルームシェアに憧れている人は、是非この機会に実現させてください。

文：久保田大介