《 ワクワク賃貸物件集 》Vol.032

憧れの “自宅アトリエ” や “リアル店舗オープン” が実現できる!~セカンドリビングのようなコモンスペース&コモンデッキに地元の人も集う賃貸住宅

投稿日:2020年7月9日 更新日:

「アトリエと暮らしが一緒になった空間から、この街に入居者さんの “好き” を発信してほしい。そして地域の人が集い、街の魅力のひとつとなる場所に。」

そう願ってつくられた「ワク賃032」。ここは埼玉県戸田市でまちづくりプロジェクトを行う「トダピース」と木造賃貸アパートの再生を手がける「モクチン企画」の共同企画で生まれた空間です。屋外と室内がゆるやかにつながるフリースペースに、くつろぎを演出するシンボルツリーのミモザやハンモック……まるで居住者共用のセカンドリビングのような、庭のような空間。でも、実はマルシェや映画上映会、セミナーなどのイベントにも使えて、地域の人同士ともつながる場所でもあるのです。
普段は自宅のアトリエで製作活動に励み、定期的にこの場所でPOP UP SHOPを開いて作品を対面販売、もしくは自宅の1階にアトリエ兼ショップをもつ、なんていうクリエイター憧れの暮らしも叶っちゃう!
そんな「ワク賃032」をワクワクポイントから早速ご紹介いたしましょう♪

まず何と言ってもこの開放的なスペースにワクワクが止まらない!  屋外のコモンデッキも室内のコモンスペースも空いていればいつでも自由に(もちろん無料!)使えるので、自宅での仕事に行き詰まったときにリフレッシュをしたり、外部の方と会議をしたり、休日にハンモックに揺られながら本を読んだりと、使い方はあなた次第です。

さらに、アクセサリーや雑貨などのクリエイターが POP UP SHOP を開くことも可能! 「普段はネット販売だけど、いつかリアル店舗ももちたい」という夢も、ここでなら実現できちゃいます♡
※注:コモンデッキ&コモンスペースを占有で利用する場合には事前の届出が必要となります。商用利用の場合は有料となります。

また、コモンスペースには大型モニターがあり、映画の上映会やセミナーにもピッタリ♪  ミニキッチンで簡単な調理も可能です。ちなみに、右奥のアーチの壁の向こうには共用トイレもありますよ◎

このコモンスペースやコモンデッキでは、ほかにもトダピース主催のさまざまなイベントが企画されています。ここで暮らしたら仕事もプライベートも充実しすぎて、スケジュール帳が毎月真っ黒になりそうな予感♡(笑)

コモンスペースの中から外を眺めてみると、交差点に位置していることもあって視線がスーッと抜け、とっても気持ちいい!  ここでならPCとにらめっこしながら仕事をするのも苦にならなそうです♪  街や人に刺激されながら、いいアイデアも浮かびそう。

この開放感からもわかるように、「ワク賃032」は地域の人とのつながりが濃厚な住まいです。目の前を小学生が元気に通学したり、近所の商店の方が「よっ!」と声をかけてきたり、居住者やトダピースが主催するさまざまなイベントに地域住民が集まったりする、そんな場所。なので、「ひとりでこもって静かに仕事に集中したい」という方よりは、「地域の人と関わりながら暮らしや仕事を楽しみたい」という方のほうがここでの暮らしにマッチすると思います。

再び外に戻ってきました。こちらのハンモック横の窓は、後ほどご紹介する2号棟のアトリエとつながっている窓。オーナーさんは「この窓からコーヒーなんかを販売するのもいいよね」と話します。ファッション系のクリエイターなら、窓際にトルソーを置いて作品をディスプレイするのもいいかも♡

さてさて、妄想が膨らんでワクワク&ドキドキしてきたので、空を見上げてひと呼吸。すると、窓の上部に鉄骨の枠が。「なんだろう、そういうデザインかな?」と思ったら、こちらには入居者さんが看板を設置できるとのこと!  SOHO可能物件は数あれど、ここまで堂々とアピールできる準備が成されている物件ははじめてでビックリです。看板が掲げられていない状態でも、そのクールな質感とフォルムはまるで建物のデザインの一部かのようでした。

ではここで間取図を拝見。
3世帯すべてが2階建てで、2号棟と3号棟は1階がアトリエ、2階が住居部分となっています。「おっ、ロフトがある! ワクワク♪」と心弾ませながら、2号室をご紹介します!

玄関を入ると現れるのは、天井の高いアトリエスペース。壁を見て「まだ工事中?」と思うことなかれ。実はこちらのアトリエスペースはDIYが可能なのです。塗装したり、クロスを貼ったり、ディスプレイ棚を設置したりすれば、オリジナルの空間に変身!  仕事内容に合わせて、作業場にしてもいいし、工房兼店舗のようにお客さんを招き入れる空間にしても◎  また、床はフロアタイルなので土足もOK。さらに、右奥の扉の向こうにはトイレもあって、リアル店舗として活用するベースがしっかり整っていますよ。

上の2プランは建物の設計+デザインを行った「モクチン企画」が考案したアトリエの使い方。
陶器や古本のセレクトショップにしたり、織物制作の工房兼ギャラリーにしたりと、テーブルの配置や壁の使い方、居住者の仕事やそこで生まれる作品などによって、さまざまな使い方ができそうです♪  個人的にはこの広い壁面に天井近くまであるオープン棚を取り付けて、本や雑貨、作品などをずらりと並べたい♡  天井高があるとディスプレイの迫力も増しますよね。 また、オーナーさんの「居住者さんの作品として残せたらいいな」という思いから、原状回復の必要は基本的になし。事前にDIY内容を相談しつつ、思いっきり自分色に染めちゃってください♡
※注:造作以外は基本撤去となります。

先ほどフリーガーデンのハンモック横に見えたのはこちらの窓。ここでのんびりと街の風景を楽しみつつ、外に向けてご自慢のコーヒーや作品を販売……そんなことが自宅1階で叶うなんて♡  この街の看板娘も夢じゃない!?(笑)

また、先にご紹介したなかにもあるように、この窓際に作業スペースを設けるのもいいですね。外から小学生がひょこっと顔をのぞかせて「何作ってるの?」なんていう会話が始まりそう♪

さて、続いては2階部分を見てみましょう。階段を上りきった左手にキッチン、右手に洋室があります。まずは洋室からチェック!

見よ、この解放感!  天井高はなんと4m以上。ロフトがあるのに圧迫感ゼロです。天井やロフトの木の感じがとってもいい♡  森の中にあるロッジのような雰囲気さえ感じられます。

洋室はシンプルな箱のような空間。備え付けの収納はなく、洋服をかけるためのハンガーポールのみ備わっています。こちらにはベッドを置いたりお気に入りのラグを敷いたりして、くつろぎの空間にしたいところ♪

この額縁のような窓、とっても雰囲気あって可愛らしい♡ 腰かけながら街を見渡してのんびりしてもいいし、観葉植物や多肉植物をわんさか置いて癒しをプラスしてもいいですね。

それではハシゴを上って、気になるロフトへ!

ロフトは木に囲まれている感たっぷりで、くつろぎ度MAX!  ほどよいこもり感も心地いいです。こちらに布団を置いて寝室にすれば、下の洋室部分をリビングとして広々使えます。テーブルとしても使える柵は、足を空中に投げ出しながら座れるというアトラクション感も!  高所恐怖症の方には冷や汗ものかもしれませんが、個人的にはこの秘密基地のような天井空間、たまらない♡
小さなお子さまがいらっしゃる場合は、十分に気を付けてお使いくださいね。

ロフトから見下ろせるのはこの景色。勾配天井になっているので、一番高いロフト部分からキッチンに向かって天井が美しく下がっていきます。自分の城を見渡せるコックピットかのよう!?

四角く壁で囲われている部分は階段ですが、この箱のようなデザインも可愛いですね。ではその奥にあるキッチンを覗いてみましょう。

小さなダイニングテーブルなら置けるなので、ここでダイニングも兼ねてしまえば、先ほどの洋室をより自由に使えそう。窓が大きくて明るいので、とっても気持ちいい!  窓際には室内干し用のホスクリーンも備わっています。

最後に、1階にある水回りをまとめてチェックしましょう。

水回りは2in1タイプで、アトリエスペースの奥にまとまっています。脱衣スペースがとても広いので、リネン類や日用品のストックを収納できる棚を置くと便利に使えそう◎

さて、一度外に戻ってきました。2号室と3号室はほぼ同じ間取りなのですが、1号室はガラッと異なるのでこちらも簡単にご紹介しておきましょう。

1号室の玄関はこちら。扉を開けて中に入ると……?

また扉! 実は1号室はコモンスペースとつながっていて、この玄関はコモンスペースの玄関も兼ねているのです。右側の扉は共用のトイレ、そして左側のカギが付いた扉が1号室の実質的な玄関扉です。

1階はキッチンになっています。1号室はコモンスペースに隣接していて、この小窓からコモンスペース(室内)に「コンニチハ」できます♪  もちろん扉もカギも備わっていますよ。ただこのようなつくりなので、この空間全体の “番人” や “コミュニティマネージャー” のような気持ちで暮らせる方のほうが楽しめそう。

2階はスキップフロアになっていて、奥が洋室、右側の扉の先が水回りです。

2号室と同じく木でできた勾配天井がアクセント。出窓からはお隣の生い茂る木々が借景として楽しめます♪  こちらも収納は備わっていないので、必要な分だけ収納家具などをプラスしてアレンジしましょう◎

水回りは2号室と同じく2in1で広々しています。こちらのトイレも明るくて開放的ですが、外からの視線が気になる場合はレースのカーテンなどで明るさだけいいところ取りをしましょう。

暮らしと仕事を楽しみながら地域とつながる「ワク賃032」をご紹介してきましたが、ではここはどこかというと、埼玉県戸田市。埼京線「戸田公園」駅から徒歩15分の立地です。また京浜東北線「蕨」駅も徒歩20分程度の距離なので、行き先によって利用路線を使い分けることもできそう。どちらにせよやや距離はあるので、自転車があると便利です。ただ、近くにスーパーマーケット「マミーマート 下戸田店」や「ドン・キホーテ 蕨店」があるので、食料品や日用品など日々のお買い物は徒歩圏内でラクラク。また、荒川サイクリングロードにも出やすい立地なのでお天気のいい日には気持ちのいい風を感じながら荒川沿いをロードバイクでツーリングするのもいいかも! そんな創作活動にプラスになりそうな周辺環境も◎ですね。

「ワク賃032」のオーナーさんが手掛けるプロジェクト「トダピース」では、空き部屋や空き家に新しい価値をみつけ、個性豊かなハコ・コト・ヒトをパズルのピースを埋めるようにつなげながら、戸田市のまちづくりを行っています。

日々、戸田市の魅力づくりに奮闘し、ここで暮らす人の魅力を発信しているオーナーさんは、「はじめは普通のワンルームアパートにする案もありました。でも、ここに住む人たちの魅力が街に広がり、それが街の価値になっていく。そんな住まいにしたいと思ってこのような空間にしたんです」と話してくれました。そして、この想いに共感してくれる方にぜひ住んでいただきたい、とも。

そんな想いの詰まったこの空間で新しい暮らしを始めたい方は、是非当ウェブサイトの「空き待ち登録」を。賃貸ではなかなか叶わない「自宅内のアトリエスペース」、クリエイターが夢見る「リアル店舗」の実現……長く待ち望んでいたそんなワクワクな人生が「ワク賃032」でなら軽やかにスタートできそう♪  あなたの個性、ここから羽ばたかせてみませんか?

 

物件情報

  • 物件コード:ワク賃032
  • 住   所:埼玉県戸田市下戸田2丁目
  • 構   造:木造2階建
  • 築 年 月:2020年4月
  • 専有面積・間取り:1号室=1DK 32.80㎡ 2号室・3号室=1DK+アトリエ+ロフト 43.74㎡
  • 共用部分設備:コモンテラス/コモンスペース
  • 専有部設備:キッチン/ エアコン/ シャワートイレ/ バスルーム/ 室内洗濯機置場 / 独立洗面台/ TVモニタホン /インターネット・Wi-Fi無料(J:COM NET40M)/ CATV(J:COM)

募集条件

  • 賃料:1号室=8万円台 2号室・3号室=13万円台
  • 共益費:5,000円
  • 敷金:1ヵ月
  • 礼金:1ヵ月
  • 契約形態:定期借家契約(再契約可)
  • 契約期間:2年
  • 再契約料:新賃料の1ヵ月分
  • 再契約事務手数料:新賃料の0.5ヵ月分(税別)
  • 火災保険:加入必須
  • 保証会社利用:必須
  • 解約予告:1ヵ月前
  • ペット飼育:不可
  • 楽器演奏:不可
  • 「空室が出たら連絡がほしい!」という方は
    「お問合せ」ページを利用してご登録ください。
    空室が出た場合と、類似のワクワク賃貸®物件ができたときのみ、ご連絡いたします。

文:シマムラアサミ

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シマムラアサミ

リノベーション住宅、暮らし、沖縄をメインテーマに活動するフリーライター。雑誌やWEBサイト中心に、インタビュー取材・撮影・執筆のために日々都内を駆け巡る。沖縄好きが高じて2017年3月にはダイヤモンド・ビッグ社から「子連れで沖縄 旅のアドレス&テクニック117」を出版。一方で、食の分野でも活躍。過去には自宅にて子連れ限定パン教室を主宰し、現在はフードコーディネーターとして企業や自治体、飲食店のレシピ開発を行う。

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