《 入居者インタビュー 》Vol.002

ヘビとカエルと亀と犬が合計140匹!大好きなペットたちとの共同生活 ~多目的スペース付き戸建て賃貸~

投稿日:2018年1月11日 更新日:

「池袋」駅から東武東上線の準急で約30分、埼玉県の南部、ふじみ野市に位置する「上福岡」駅は、古くから夜の街として栄え、飲み屋の数が県内で一、二を争うほどの賑わいをみせています。隣に「ふじみ野」駅ができ急行が止まるようになってからは、若い人たちが利便性を求めて移り住み、少し静かになったようですが、スーパーが林立し、とても暮らしやすい街。そんな「上福岡」駅から徒歩6分の場所にある「物件コード:ワク賃002(ガレッジハウスシリーズ)」に、ペットショップ店長コウジさんとフィアンセのマサミさんが暮らしています。大通りから一方通行の路地を入りすぐの築48年のこの建物は、一歩足を踏み入れるとまるで動物園のよう。亀100匹にヘビ20匹、カエル20匹、さらに犬1匹が自由に歩き回っているのです。

コウジさん:ペットショップの店長。

マサミさん:コウジさんのフィアンセ。

理想がすべて叶う家「ガレッジハウス」

透明のガラス戸を開けると、1辺が1m近くある大きな水槽が10個以上目に飛び込んできました。ここは本当に賃貸住宅なのでしょうか。すべての水槽の数を数えると、ゆうに50個を超え、壁一面に配置されているその様は、まるでペットショップかと見間違えるほど。ここで大勢のペットたちが元気に暮らしています。それだけでも迫力満点だといのに、さらに怪獣や妖怪、動物などのキャラクターフィギュアが水槽のすき間にびっしりと並べられています。このなんとも言えない雰囲気の一角でインタビューが始まりました。

「ワク賃002」に住もうと思ったきっかけは何ですか?

コウジさん

私はペットショップで店長をしているのですが、10年近くお店に通ってくれている常連さんから、ご自身が住んでいる賃貸住宅の話を聞いたのが、最初のきっかけでした。その常連さんは家で犬やオウムやうさぎ、亀などのペットをたくさん飼っています。普通の賃貸住宅ならそんなにたくさんのペットを飼うことはできません。一体どういうところに住んでいるのか気になって聞いたところ、「ガレッジハウス」の名前が出てきました。1階が元店舗で2階が住居スペースになっている戸建ての賃貸住宅だと聞き、管理しているPM工房社さんを紹介してもらったんです。そして「ガレッジハウスシリーズに空きが出たら、すぐに教えてください」とお願いしました。

マサミさん

そうしたら比較的すぐ「空きが出ましたよ」と連絡をいただけて。でもそのときは場所が上福岡だと聞いて、上福岡がどんな街がわからなく不安だったので、お断りしてしまったんです。

コウジさん

それで、自分の住んでいる街の周辺に同じような物件がないか探しました。しかしあるはずもなく・・・。それで、再度PM工房社さんに問い合わせをしたらなんとすでに入居者が決まってしまっていたのです。その時は、ショックで、ショックで。。。ただ、運命なのか何なんのか、その入居者さんは引っ越して3日で解約されたそうなんです。理由は台風で雨漏りがあったからと聞いています。私たちは雨漏りなんて気にしないので、すぐに見せていただいて、その場で即決しました。雨漏りもすぐに直してもらえ、ようやく夢にまでみた家に住めるようになったのです。

「ガレッジハウスシリーズ」のどういった点に特に惹かれましたか。

コウジさん

戸建ての元店舗だから床がコンクリートになっていて、重いものを置いても凹むことがありません。私にはもってこいの部屋だと思いました。というのも、仕事柄、ペットを飼うことが好きで、とりわけヘビやカエル、亀といった水槽が必要な動物が好きなんです。ただ、水槽は水を入れるとかなりの重さになり、通常の賃貸住宅だとNGな所が多いから、大好きな動物の飼育をずっと我慢してきました。この家と出会った時、やっと夢が叶うと思いました。入居が決まったらすぐに水槽にあう棚もオーダーメイドして、壁に棚を取り付け、今までできなかったことを全部やってやろうと思いました。

この物件を見た最初の印象はどうでしたか?

コウジさん

綺麗にリフォームしてありましたから、築46年という古さは気にならなかったです。むしろ、古いからこそ家賃が6万台後半と安く、多少の傷をつけても許してもらえるようなところもありました。だから古いことに感謝したくらいです。先ほどお話したように、重い水槽も置けるし、オーナーの了承を得れば自由にDIYしても良いとのことだったので、本当に素晴らしい物件だと思いました。それに、この家のオーナーさんやPM工房社さんがすごく優しくて、相談すればなんでも対応してくれると言ってくれたのも嬉しいところでした。家を契約する前から、アンペア数をあげてもらい、コンセントの数も増やしてもらうという約束までしてくれたんです。普通ならそうはいかないですよね。


実際に暮らしてみて、想像と違ったことはありますか?

コウジさん

何もないです。本当に理想通りの暮らしができています。1階はご覧の通りで、2階は居住スペースとして、ご飯を食べたり、寝たりするスペースにしています。すごく楽しいです。

マサミさん

実は他にも嬉しいことがありまして。これだけペットを飼っているのが珍しいのか、ふらっとご近所さんが立ち寄ってくれるんです。ほとんどがご年配の方ですが、いつの間にかご近所にお友達がたくさんできました。引っ越す前や引っ越した当初は、上福岡で生活できるのかと、家のことよりも周辺環境のことが不安でしたが、今ではこの家と同じくらいこの街が好きになっています。

コウジさん

この前は朝4時までペット好きの仲間と、このスペースで語り合っていました。そしたら、外から中の様子を見ていた女性が、「私も輪に混ぜてください。私もペットを飼っているんです」と言って、部屋の中に入ってきたときはさすがにビックリしましたが(笑)

この暮らしにワクワクしていますか?

コウジさん

もちろんです。仕事から家に帰るのが本当に楽しみで、帰りの車の中からすでにワクワクしています。今度はこのスペースはこう改造してみようとか、ここに水槽を配置したらペットがどう見えるのかなとか、常に頭の中で色々なアイデアが浮かんでいます。実際、水を引っ張るために洗濯機置き場の蛇口からホースを引っ張ってこのスペースに洗面所を作ったりしました。あとは換気扇も取り付けました。床も一部分だけタイルを張ったりしています。

マサミさん

フィギュアを飾る棚や、カギを掛けておく棚も取り付けました。ちなみにこの棚に掛かっているアクセサリーは、この家を紹介してくれた常連さんが飼っているオウムの羽をもらって、手作りしたんですよ。

コウジさん

ホント、この家を紹介してくれたペットショップの常連さんに感謝しています。

将来、この家に住むかもしれない入居者さんにメッセージはありますか?

コウジさん

私はこの家を出るつもりはありません。だから、将来の入居者さんへのメッセージはありません(笑)。それくらい私自身がこの家を気に入っています。それに、上福岡という街も大好きだから、ここに一生住んでいたいと思っています。

マサミさん

私もここにずっと住んでいたいです。仲良くなったご近所さんと離れたくないです。

コウジさん

将来は、今のお店から独立して、この1階のスペースでペットショップを開けたらいいなと思っています。大家さんはそれも構わないと言ってくれてます(笑)。今はまだペット仲間が集う場所、ご近所さんの憩いの場ですが、いろいろと落ち着いたら本格的に考えていきたいと思っています。その夢もあって私はここに住み続けるつもりなので、もしこの家に引っ越したい人がいたら…ごめんなさい。代わりに是非、遊びにいらしてください(笑)。

取材・執筆:株式会社HelloNews
イラスト:コミック堂

  • この記事を書いた人
アバター

HelloNews

株式会社HelloNews(代表取締役 吉松こころ) 2015年4月設立。賃貸住宅のオーナー様や不動産会社様向けに情報を配信するミニ通信社。 不動産業界、建設業界で働く人々にスポット当て、取材をしている。 定期刊行物として、「Owner's Way」「GREEN HEART」を発行。 「賃貸住宅をもっとおもしろく。もっと豊かに。」をコンセプトに、独自の視点からニュースの深堀りを発信するニュースサイを近日オープンする予定

-入居者インタビュー

© 2024 ワクワク賃貸®︎