新築アクアハウスが完成!
水槽をたくさん並べ、自分だけのアクアリウム、ビバリウムを作れる賃貸住宅「アクアハウス」をプロデュースしているオーナー・MASAです。
本年(2021年)5月、3棟目となるアクアハウスが完成しました。過去2棟は古い店舗付き住宅をコンバージョンしたものでしたが、今回は新築です。
これまではプロデュースした順に「アクアハウスI」「アクアハウスII」、「アクアハウスIII」、「アクアハウスⅣ」と呼んできましたが、エリアごとに命名した方が混乱が少なくなると考え、今回竣工しましたアクアハウスは「上福岡アクアハウスII」と命名いたしました。
「上福岡アクアハウスⅡ」は連棟式住宅(タウンハウス)でA号室・B号室の2室から成っています。
オーナーの私が自分で言うのも何ですが、アクアリウム、ビバリウムとするのに適した、良い物件に仕上がりとなりました。
完成後、管理会社さんに写真を撮影してもらったので、今回はそれを使ってじっくりご紹介いたします。
アクアスペースのご紹介
はじめにアクアスペースから紹介してまいりましょう。
アクアリウム、ビバリウムとして使っていただくことにこだわってつくったので、この趣味がない人は引かれてしまうと思います(笑)。
私のこだわりポイントをひとつひとつ説明してまいります。
❶ 水槽の搬出入が楽な入り口
「上福岡アクアハウスⅡ」は建物の正面が私道なのですが、行き止まりになっているので車が通ることはほぼありません。道路が空き地のようなものだから、玄関から水槽を落ち着いてまっすぐ出し入れできます。幅3メートル近い水槽でもゆっくり搬出入できるでしょう。
玄関扉は引き戸にしていますが、これも搬出入のしやすさを第一に考えたためです。
ちなみに、セキュリティレベルを上げるため、カードキーを利用いただくようにしています。
❷ 濡れても大丈夫な土間
1階アクアスペースの床は土間仕上げになっています。写真は床を水洗いしたあとのもの。キッチンの手前が濡れているのがわかるかと思いますが、こんなふうに水を流しても全く問題ありません。水平につくっているので、水槽が傾くことはないですし、強度も十分なので、水をいっぱい入れた大型水槽を置いても問題ありません。
❸ お湯も出るシンク付き
2室とも、水槽の水換えが楽にできるよう、アクアスペースに洗い場を設けています。
お湯が出るので、温水を魚に与えてあげることができます。
A号室は室内にシンクを設けています。B号室は勝手口を設け、そこから出てすぐの場所に洗い場を設置しました。
❹ 水の入れ換えが楽な排水口
土間の中央付近には排水口を設けました。
水槽の水を垂れ流し式にしてここへ流すことができますし、水をこぼしてしまっても安心です。
❺ エサ保管専用の冷蔵庫置場
ペットのエサを保管(保冷)するための専用冷蔵庫を置けるようにしています。A号室のほうは背の高い冷蔵庫が置けます。B号室は上の写真のように階段下のスペースを活用しているので、あまり高いものは無理ですが、この場に限定する必要もないので、自由に設置してください。
❻ 水がかかっても大丈夫なコンセント
コンセントは水はねしても大丈夫なよう、床面から少し高い位置についています。また全部のコンセントにカバーとアース線をつけてあります。
アクアスペースのコンセントは電気経路を分けているので、電気の使いすぎでブレーカーが落ちてしまった場合にも、コンセントが全滅することはありません。
❼ 照明の角度や明るさを調整できるライティングレール
天井照明はライティングレールを多用しました。
飼育する生き物によって、照明を当ててあげるか、当てないようにするか違いますし、必要な明度も異なります。生き物はとてもデリケートですから、いろいろなケースに対応できるようにしました。
❽ 高い位置に設けた窓
アクアスペースの窓は天井近くに小さなものをつけるにとどめました。 上記❼とも関連しますが、飼育する動物によって必要な明るさが異なるので、自然光で調節するのではなく、照明で工夫できるようにしています。
❾ 地震でライフラインが損傷しても安心なプロパンガス
A号室とB号室の中央にシャッター付きの物置のようなものがありますが、こちらはプロパンガスのゲージです。
地震で道路のガス管が損壊し、お湯が使えなくなることを防ぐため、あえてプロパンガスを選択しました。月々のガス代は少し高くなりますが、冷たい水で魚の体調を崩してしまわぬほうが大事だと考えています。
以上がアクアスペースのこだわりポイントです。
前述の通り、アクアリウム、ビバリウムとして使わない方には役に立たないものばかり。普通の方にとってシンクは邪魔でしょうし、プロパンガスを嫌う人も多いし、窓ももっと大きなものを望むでしょう。
でもアクアリストには、どれも貴重なものだということをご理解いただけると思います。そしてほかの賃貸住宅で、これらが揃うことはまずないはずです。
この価値に共感いただける方だけに住んでほしい。そんな思いでプロデュースいたしました。
上福岡アクアハウスⅡ A号室
続いて、A号室とB号室に分けて室内や設備をご紹介します。
はじめにA号室から。
A号室は専有面積35.46㎡の1LDKタイプです。主に単身で暮らす方を想定し、つくりました。
1階のアクアスペース内にキッチンを設け、LDKと兼ねていただくようにしています。ここで飼育しているペットたちを眺めながら食事をしていただきます。冷蔵庫置場は居住者用とペットのエサ用の2つを並べて置けるようにしています。
2階は寝室です。二面採光なので、明るい印象です。床はフローリングが敷いてあります。ここにパウダールームとバスルームが隣接し、廊下をはさんでトイレがあります。
バスルームは追い焚き機能と浴室乾燥機がついています。パウダールームには下着やタオルをしまっておける棚と、室内物干しがあります。廊下の奥には収納棚があります。
エアコンは1階、2階に1台ずつ設置されています。
上福岡アクアハウスⅡ B号室
続いてB号室をご紹介します。
B号室は47.33㎡の2K。3階建て(トリプレット)となっていて、こちらはご夫婦やカップル、またはマニア同志のルームシェアを想定してつくりました。
1階のアクアスペースには勝手口があり、扉を開けるとお湯が出る洗い場があります。
2階はキッチン、シャワートイレ、洗濯機置場、冷蔵庫置場となっています。食事は1階のアクアスペースか3階の洋室でとっていただくことを想定しています。
3階は8.45畳大の洋室です。クローゼットが2箇所あり、隣接したパウダールームの奥がバスルームになっています。バスルームには追い焚き機能がついています。
B号室にはバルコニーがあります。ここでもペットを飼育したい場合はご相談ください。
上福岡アクアハウスⅡのエリア情報
次は上福岡アクアハウスⅡのエリア情報をお知らせします。
上福岡アクアハウスⅡの最寄り駅は東武東上線「上福岡」駅で、そこから歩いて11分のところに建っています。
周辺は住宅街ですが、駅前にはヤオコー、西友、東武ストアなどスーパーが多数あり、飲食店もとても多いです。
最近は大型ショッピングモールのイオンタウンもでき、買い物はますます便利になりました。
でも都心に通勤される方にはお隣りの「ふじみ野」駅の利用をお勧めします。
「ふじみ野」駅までは歩いて18分ほどかかりますが、自転車を利用すればそう遠くはありません。「ふじみ野」駅は急行停車駅なので、そこから急行に乗ると「池袋」駅まで約26分で行けます。「上福岡」駅から乗る場合、「ふじみ野」駅で急行待合せをするため、ここで乗り降りしたほうがストレスが少ないと思います。
「ふじみ野」駅に行く途中にもコモディイイダやヤオコーなどのスーパーがあるので便利です。
東武東上線は東京メトロ有楽町線、副都心線が乗り入れしており、「有楽町」駅や「渋谷」駅にも乗り換えしないで行けます。
上福岡アクアハウスⅡの周辺環境ですが、周りは住宅やアパートばかりです。
周辺に駐車場はかなりたくさんあり、駐車場代の相場は8,000円前後だそうです。
上福岡アクアハウスⅡの募集条件
最後に上福岡アクアハウスⅡの募集条件をお知らせしたいと思うのですが、実はこの記事を配信する段階でA号室はすでにアクアリストの方が契約され、入居されています。
そこで、ここではB号室の募集条件のみお知らせしますのでご容赦ください。
B号室の募集条件
- 賃料:96,000円 ※管理費・共益費はなし
- 敷金:2ヶ月 ※ペット飼育をされない方は1ヶ月
- 礼金:1ヶ月
- 保証会社:利用必須
- 更新料:新賃料の1ヶ月分
- 鍵交換代:なし
- 火災保険:22,000円(2年)
- 仲介手数料:賃料の1ヶ月分(税別)
新しいアクアリストとの出会いを楽しみにしています!
私はかなり熱いアクアリストですが、もし若いころに賃貸でこんな物件に住めたなら、違う人生になっていただろうなという気がします。人生観を変えるくらいのインパクトを受けていたはずです。
先ほどA号室にはすでにアクアリストの方が入居されているとお伝えしました。また同じく東武東上線は「鶴瀬」駅で「鶴瀬アクアハウスⅡ」を新築中なのですが、こちらもすでにアクアリストの方から入居申込みをいただいています。これらの方々は上福岡や鶴瀬という街を知らずにお申込みをしてくださいましたが、口々に「こんな物件はほかを探してもない!」と言っておられます。
「大きな水槽を置いて、大好きな魚や爬虫類をたくさん飼育したい」という希望を叶える物件をほかで見つけることはなかなか困難なことなのではないでしょうか。
また、私は同じエリアに複数のアクアハウスを作ることで、いろいろなメリットが生じると思っております。その筆頭は同じ趣味の人が“ご近所づきあい”できることでしょう。飼育している生き物を互いに見せあいながら、好きなだけ語り合えますし、水槽の移動をお互いにサポートし合ったり、旅行中、エサやりなどを依頼できたりすることも可能な気がします。
そんなアクアリスト同士の“ご近所づきあい”に私も交ぜていただいて、思いっきり魚やヘビやカメなどの話をできたら、これからの私の人生はどんなに豊かなものになるだろうと想像するとワクワクしてきます。
この記事を読んでくださり、私のこの思いに共感いただけたら、是非一度ご内見ください。新しいアクアリストとの出会いを楽しみにしております。
文:アクアハウス・オーナー MASA
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