愛車と暮らすガレージハウス、愛犬とアウトドアライフが楽しめるドマハウス、音楽に親しむサウンドハウス～趣味人が集う中庭付きの長屋式賃貸住宅

東武東上線「下赤塚駅」から徒歩４分、駅近で便利な立地で一戸建てのような暮らしを実現できる長屋式共同住宅６戸をつくりました。

株式会社 増木工務店の山口愛莉沙と申します。
私たちは埼玉県新座市にある地域工務店として、新築住宅やリノベーション建築を行っています。
一緒に家づくりをする住まい手さんの話を聞いていると「今までは賃貸だったから・・・」、「賃貸だとできなかった。だから持ち家に・・・」と、ご自身のやりたいことを「賃貸住宅だから」という理由で我慢している方が多くいらっしゃいます。
「家は暮らしの宝石箱でならなくてはいけない」。
これは建築家ル・コルビジェの言葉です。本来、住まいはコルビジェの言葉のように、賃貸・持家関係なく、宝石箱であるべき。そこで私たちがオーナーさんとともに建築したのが、「すき」と暮らす大人の長屋式賃貸住宅「Nagaya Cross ~kajiyama~」です。

長屋形式の６つの住戸がコの字型に連なり、その中心にはカルフォルニアの風景をイメージした共有の中庭。家の境界は明確でも、一歩足を踏み出した先には境界線のない共有空間が広がります。
一般的には、駐車場やアプローチなどの「通りすぎる場所」でしかありませんが、この街では「通りすぎる場所」を住民が「滞在する場所」、内と外・人と人を繋ぐ共有空間にしました。
遊歩道に沿って木々が植えられ、住戸と共有空間の緩衝帯の役目を果たすとともに、季節によって表情を変える木々が、ここで暮らす住民たちを外へ誘い出してくれます。家の中だけに留まらず、家の外までプライベート空間として利用いただけます。

６つの住戸のテーマ（コンセプト）は、車・バイク好きが暮らす「ガレージハウス」、大きな土間がありアウトドア感覚や愛犬との暮らしを楽しむ「ドマハウス」、本格防音室で楽器の演奏や、ホームシアターを楽しむ「サウンドハウス」の3つに分かれていて、自分の趣味にあった部屋をご選択いただけます。
さっそくそれぞれのお部屋をご紹介してまいりましょう。

【愛車と暮らすガレージハウス】※F棟

大切な愛車を屋根とシャッターのあるガレージの中に駐車できるガレージハウス。
天井高3.4m、奥行4.8m のガレージ内に車のパーツやギアを飾って、お家でも車を楽しむ大人の遊び場に。
休日はガレージの外でゆっくり洗車をすることでき、車好きには嬉しい。
直接ガレージから室内に出入りできるので、日常生活では天気を心配することなく、買って来た荷物を運ぶことができるのも便利。
ガレージハウスは、２階が暮らしのメイン空間になっています。LDK、寝室、ロフト。暮らしのシーンに合わせて、居場所を変えてみるのも楽しいですね。

【愛犬と暮らすドマハウス】※B棟

ドマハウスはペットと一緒に暮らすことができるという特典付き。
土間と聞くと夏暑く、冬寒いイメージがありますが、Nagaya Cross は高断熱・高気密賃貸住宅のため、LDK に続く土間空間も夏冬快適な場所です。

【音楽を楽しむサウンドハウス】※D棟

遮音性能に優れた防音ルームを設けたサウンドハウスは、誰に気兼ねすることなく自由に音楽を楽しむことができる住まいです。
楽器演奏や作曲活動はもちろん、映画好きの方は本格シアタールーム、集中して仕事をするリモートワーク部屋としての利用もできます。

今、住宅業界では家の断熱性能について問われ、国のバックアップもあり住宅業界は高断熱が当たり前になりました。
高断熱にすることで、暑い寒いなどの外気の影響を受けづらくなりました。結果、各フロアー１台ずつのエアコンで冷暖が可能になり、光熱費が抑えられるだけでなく、ヒートショックや熱中症などの健康被害のリスク低減に繋がります。
持ち家では当たり前になっているこの家づくりが日本の賃貸住宅では、ほとんど広がっていないのが現状です。
Nagaya Cross は賃貸住宅でも健康で省エネに暮らすことができます。ぜひ一度ご体感ください。
各種性能は、耐震等級３相当、断熱等級６(HEAT20 G2 レベル) 相当で建築されている高性能賃貸住宅。人にも地球にも優しく、東京都独自に定めた「東京ゼロエミ住宅・水準３」の認定を取得しています。

Nagaya Cross が建つこの場所は、最寄りの東武東上線「下赤塚」駅まで徒歩４分、東京メトロ有楽町線「地下鉄赤塚」駅まで徒歩６分でアクセスができ、周辺にはスーパーや学校などの施設も充実していて暮らしやすい街です。
駅周辺には個人商店のパン屋さんや、お菓子屋さんがあったり、昔からの銭湯が点在していたり。お散歩しながら街を散策しても楽しい週末の過ごし方になりそうです。
少し足を伸ばせば、公園や美術館が、自転車好きなら荒川のサイクリングロードがオススメです。

コロナ禍をきっかけに働く場所を選ばなくなり、暮らす場所は自由になり、さらにお家で過ごす時間、そのための家の在り方が変わってきました。しかしながら、持ち家と賃貸とでは、さまざまな場面で差が大きくあるのが現状です。
私たちは、私たちがつくる新築戸建住宅と同じように、賃貸住宅でも暮らして欲しいという思いから、土を残して緑を植える環境共生住宅、固定概念にとらわれない暮らし方、健康・快適・安心に暮らせる高性能を実現しました。
相場よりも高い家賃かもしれませんが、目に見えるイニシャルコストだけではなく、その先にかかるランニングコスト、さらにはお金には変えられない豊かな日常と、健康。それを考えると決して高い家賃ではないように思います。
「家は暮らしの宝石箱でなくてはならない」。この言葉のように、何気ない日常が愛おしくなるような暮らしを始めませんか？

文：株式会社増木工務店（山口愛莉沙）